Holy Night
「はぁ〜・・・・・・・・」
「どうしたんだ?急に大きなため息ついて・・・」
大きなため息をした私に話しかけてきたのは、うちは一族のエリート、うちはサスケである。
「いや、最近寒いなぁ〜と思いまして」
「・・・・」
・・・この目は・・・!!完全に私を馬鹿にしたような目だ!!
「・・・・・・今の事馬鹿にしたでしょ!!」
「・・・してない」
「いや、完全にそういう目をしてた!!」
「・・・・・・・・・」
黙り込む彼。
黙って居る時は肯定と言う意味だ。
「それより・・・・あと一ヶ月ぐらいでクリスマスだね★」
「あぁ、そうだな・・・」
遠くを見つめて言うサスケ。
ちょっとときめいちゃったり・・・・vv
「クリスマスかぁ〜・・・・・・」
何か考え事をしている目だ。
・・・・きっと・・・家族の事だろうな・・・・・・・・
「あ!そうだ!」
俺の耳元で叫ぶ。
「あのさっ、一緒に新年とか、クリスマス、祝おうよ!ね!」
そうニコニコしながらサスケに問う。
まぁ・・・暇だしいいか・・・
「あぁ・・・・・」
「やった!その日にはご馳走作っちゃうんだから☆★」
暫く綺麗に輝く星空の下を歩いていたら、がこんな事を言い出した―
「私ね・・・クリスマスの時、何故か気持ちが素直になれるんだ・・・・」
星を眺めながら言う彼女は、恐ろしいぐらいに綺麗だった。
「・・・・・・」
無言でいながらも、いつも私の話しに傾けてくれるサスケ。
「普段はなかなか素直になれないけど、クリスマスの日だけは特別、そんな気がするんだ・・・・」
星に向って微笑む。
しかし、サスケには一瞬悲しそうな表情に見えてしまった。
それを見たサスケは・・・・・・・
「クリスマスは・・・何故かそういう気持ちになれるもんなんだよ・・・・」
予想外の言葉に驚く
「・・・・・・・・・・そうだね・・・」
「俺にとっては、はいつも素直だと思うぜ?」
意地悪っ子のような笑みを浮かべ、に向って言うサスケ。
ふいにその笑みに惹かれるような気がしたのは気のせい・・・?
いや・・・・きっと気のせいでは無いと思う・・・・。
心が素直になれるとき・・・・・・・・・・・・・
それは・・・クリスマスの日・・・・・。
それから・・・・・
サスケの傍に居る時・・・・・・・。
そういう時に私は素直になれるのだと思う。
「何を考えてるんだ?」
サスケから出た言葉に、現実に戻された。
さっき思った事は内緒にしてよ・・・・
「何でもなぃよ〜〜」
「・・・?」
「クリスマス・・・楽しみだねぇ〜・・・w」
「・・・?あぁ・・・」
サスケは一瞬困ったような表情を浮かべて居たが、
すぐに微笑みだした。
クリスマスの日には・・・私の気持ちをちゃんと伝えよう・・・
そう自分に誓い、クリスマスとサスケと言う彼に感謝した―
彼と彼女の気持ちが一つになるのには、そう時間は掛からないだろう―・・・・・
END.
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もう基本的にノーコメントで・・・・【爆
様だけお持ち帰りぉぅヶぃです。