はぁ・・・
今年もやってきた・・・・。
あのめんどくさいキセツが・・・・
最悪なSt,VALENTINEDAY
「くそぉ・・・私はこんなにブルーなのに天気は快晴かよぉ・・・・」
「どーしたのっ?!」
一人グチグチ言っていると、いつの間にいたのか、
隣にはサクラがいた。
「んー、今年バレンタインどうしようかなーって思って」
「なんだぁーそんなこと?」
「そんなことって・・・!!サクラにはそんなことだろうけど、料理が大の苦手な私にとっては、
そんなことじゃ済まされないのよおおおおおおおおお!!泣」
「今年は何作るの?」
「毎年手抜きチョコだったけど・・・今年はクッキーにしようかと思ってて・・・」
「確かにの毎年チョコ溶かして固めるだけだったわよねぇ・・・」
「う、うるさい!!」
「まぁいいんじゃない?私これからサスケ君観察しに行かなきゃいけないから、バイバーイ☆」
「え・・・あ。ちょ、サクラぁ・・・・・」
サクラはそういうと、風のごとくこの場から消え去った。
あーぁ、クッキー作り手伝ってもらおうと思ったのになぁ!!
・・・・・・とりあえず買い出しに行こうか・・。
―バレンタインまで、あと2日―
さぁて♪
こんなもんでしょっ!
「ふぅ・・・よく頑張ったなぁ、私・・・」
の目の前には、たった今焼きあがったばかりのクッキー達が並べてある。
「私だってやれば出来るのよ!」
そう一人で自惚れながらクッキー達をカワイイ袋にラッピングしていく。
しかし、一つだけ仲間外れの水色の箱が・・・。
「いつも義理として渡してたけど、今年はちゃんと渡そうかな・・・・///」
―運命の日まで、あと1日―
深い眠りから覚醒した。
いつものようにベットからゆっくりと起き上がり、クッキー達を横目に顔を洗う。
「うまく渡せるかなぁ・・・・?」
演習場にて。
毎朝静かな演習場は、今日はかなり賑やかだ。
「「「「サスケくーーーーんっvvvvv」」」
なんたって今日はバレンタインだ。【何
大人数の女子に囲まれているサスケは、ろくに練習も出来ず、
かなりイラついていた。
「・・・・・・・うざい」
サスケはそういうと、大人数の女子の塊から抜け出し、森へと足を進めた。
その頃、はと言うと・・・・。
「はぁ・・・・サスケどこにいるんだろう・・・・?」
さすがに演習場はないよねぇ・・・。
サスケファンの子たちが押しかけてきそうだし・・・・。
とりあえず森に行ってみよっかなぁ・・・。
「しばらくはここにいよう・・・」
サスケはそう言い、木の上へと登り、一眠りしようとした瞬間・・・。
「あっれ〜?ここどこだっけ・・・」
この声はまさか・・・・。
その思い、バッと下を見てみるとそこにはの姿が。
「・・・・・・・・なんであいつが・・」
サスケは木から下り、に声をかけた。
「おい」
「えっ?!」
サスケに全く気づかなかったのか、は驚きのあまり、
チョコたちが入ってる袋をドサッと落としてしまった。
「そんなに驚く必要ねぇだろ・・・。それよりそれなんだ?」
サスケは呆れながら紙袋を指差す。
「えっ?!あ・・・あぁ、コレ??今日はバレンタインだから♪」
「あぁ・・・そういえばそうだな」
(だから今日はあんなに女がいたのか)
「もしかして忘れてたの?!」
「・・・・・・・・・・・別に」
「サスケはそういうの好きじゃないもんね!!」
「・・・・それよりなんでこんなとこにいるんだ?」
「えっと・・・・・;;;;あー、もう!!これあげる!!!!」
返事に困ったは、もうやけくそになり、
一種類だけトッピングが違う水色の箱をサスケに差し出し・・・・
いや、投げつけるように渡した【笑
「私、サスケのこと好ッ・・・・・」
全部言い終わる前に口をふさがれた。
「・・・えっ・・・あ、あの・・・今の・・・////」
「・・・さあな」
サスケはそう言い、ニヤリと笑った。
不覚にもかっこいいと思ってしまい、思わず目を反らす。
「・・・お前は鈍感だから気づいてなかったかもしれねぇが、俺もお前のこと好きだぜ」
そしての耳元へと顔を近づけ・・・。
「・・・・―――。」
「なっ・・・・・・・////」
「それじゃあ、またな」
意地悪っこのような笑みを浮かべながら去って行ったサスケ。
『・・・ホワイトデーは、キスだけじゃ済まないかもな』
「なに・・・よ・・・///サスケのばかあああああああ!!!!////」
でも・・・・
バレンタインもそんな嫌じゃないかも・・・///
最悪なバレンタインが、最高のバレンタインに変わった瞬間だった―・・・。
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かーなーりー久々のup
うはwこれ死んでるw←ぇ
なんかこんなんですんませんでしたil||li _| ̄|○ il||li
これ、ほぼ私のことなんですねw
料理とか苦手なんで、バレンタインとか最悪ですww
サスケ以外にもありますんで・・・。
2007/2.12