友達以上、恋人未満
















「粘土〜〜〜遊ぼーよぉw」

「誰だい、粘土って・・・?・・・うん?」

「分かってるくせにぃw デイダラの事よw」

「オイラは粘土じゃないぞ。デイダラって言う名前がちゃんとあるんだぞ、うん!!」

「・・・(無視)暇だから遊ぼ♪(ニコ)」

「うわっ・・・無視された!!」

























・・・・・この会話を聞いて居ると、非常に馬鹿な奴らだと思うが、これがいつもの二人の会話なのだ・・・。


さっきから一方的にデイダラをからかっている人物は、暁内での紅一点、結構な美人でスタイルもOK!

性格もOK!強さもOK!家事もOK!















何もかも完璧パーフェクトのである。








なんせカカシとかも

が敵なのをお構い無しに口説いてるぐらいだ・・・・・・。





は明るい性格なので、嫌でもデイダラと良く気が合うせいか、二人は暁内で『親友』と言われている。


























「そろそろご飯ですよ〜〜」



リビングのほうからそう叫ぶ鬼鮫の声が聞こえ、二人は直ちにリビングへと向った。














ガチャ。




、オレの隣に来な」




そう口説いてる(?)のは、ヒルコを被ってないサソリ。


「・・・」

無言で居るのがイタチ。

やはりイタチは、どんな美人がいても、何かもパーフェクトでも、女には興味が無いらしい・・・・。









「ア!ダ♪」






「ぁれぃ?ゼツ?珍しいね、アジトに帰って来るなんて」

「ウン♪今日ハ久々ニニ会イタクナッテ♪」

「まぁ♪ゼツったらww オホホww」















「食った食った。、後でオレの部屋に来い」

「ん?分かっ「駄目だ!!旦那の部屋に行ったらが襲われる!!うん!」



















「フッ・・・w デイダラ・・・・おめぇ・・・・ククッ・・・・分かってんじゃねぇか・・・クククッ・・・・w」















『『『やっぱり襲うのかよ!!(ですか!!)』』』



暁内の皆の心が揃った瞬間であった―。



























あれから色々とあり、はサソリの部屋に行かずに済んだ。





皆部屋に戻ってしまい、はソファにダイブし、ウトウトとしていた。



















『ん〜・・・喉渇いた・・・・・うん・・・・・・・』

そう言いながら、眠たそうに廊下を歩いて居るデイダラは、リビング前に辿り付いた瞬間、の気配がし、不思議に思いドアを開けた。





『ぁんれ、寝てんのか・・・・』

規則正しい寝息を立てているは、少々寝相が悪かったため、服があちこち乱れていて、普段より色っぽさが増していた。



『・・・・か・・・かなり色っぽさがいつもよりUPしてるぞ・・・・・・・////うん/////』



「・・・・・・・・・っん・・・」


そう言い、は向うに向けていた体を、デイダラのほうに向け、また規則正しい寝息を立て始めた・・・。





デイダラは暫く見とれてしまい、気が付くと、は段々と目を開け、起きて来た。











「・・・・ぁれ・・・・・・・デイダラ・・・・・どした・・・の・・・・?」


目を擦りながら上半身を起こすは、デイダラを普通に見上げているつもりだが、デイダラからは上目使いに見えて、ドキドキしてしまう。










「い・・・いや・・・///の・・・喉が乾いたから来ただけ・・・うん///」


部屋は真っ暗だったので、デイダラが顔を赤くしているのは生憎ばれていない。
























「・・・・ふ〜ん・・デイダラ・・・・・・・顔・・・・・・・赤い・・・」




















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はずだった・・・・。













「そ・・・そうかい?!気のせいだよ!!うん!!」

今度はデイダラの顔から血の気が引いていった・・・。

「あはっw今度は青いwwデイダラってやっぱり面白いねww」

そう言いながらデイダラの頬をつついてみる







・・・・上目使いで頬をつつかれ・・・・、服が乱れ、少し露出している白いの肌・・・・・。

デイダラの理性を切るのには簡単だった・・・・・・・。




































・・・」

「ん?なぁに?どうした?」

「・・・ゴメン、うん」

「え?え?何?」



デイダラはそう言うと、に抱きつき、の唇に自分の唇くっ付ける。





「ん゛っ?!・・・んん!!」




最初は抵抗していただったが、段々と疲れたのか、抵抗がパタリと止んだ。


残念惜しそうにデイダラが唇を離すと、は顔を真っ赤にし、肩で息をしていた。



「な・・・何・・・すんのよぉ・・・////」


「ククッ・・・w でもそんな嫌じゃなかっただろ?うん?」

























意地悪く笑う彼は、生憎にも一瞬カッコイイと思ってしまった私。


「さっ・・・・・・さぁ・・ねっ・・・・///」




















「・・・嫌だったか?・・・・ごめん・・・・・・・」

急にしょんぼりするデイダラを見て、は慌てて、




「そ・・・そんな事ないよ!!あんまり嫌・・・・じゃ・・・・無かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・//////・・・ヵモ・・・・///」

段々と顔真っ赤にさせ、一生懸命言うを見て、デイダラはニヤっと笑うと、再びに口付けをした。







静かに唇を開放させると、またもやの怒鳴り声が・・・・。


「でも・・・そんなに嫌じゃなかったんだろ・・・?うん?」


またもや彼が口に弧を描きながら問うと、


「///・・・・こっ・・・・これとそれは別よ!!」


「もう少し素直になろうよ、うん♪」


「なっ・・・・・////」


















友達以上、恋人未満・・・・・・・・・。

この関係から二人が脱出した瞬間であった・・・・。









     END.





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サソリキャラが壊れてましたね・・;
デイダラの発言がヤラシイかも・・・・汗

これ・・・微妙に裏かなぁ〜?

     2006.3/4