本当のキモチ





「よ・・・し・・・今日こそ言ってやる・・・・///」
そう声に出して言っている人物は、木の葉隠れの忍び、下忍の犬塚キバ。



何に対してそんな言葉を言ってるのか・・・・・と言うと・・・・・・・・。




「よぅ♪キバ♪」
そう声をかけてきたのは、キバの想い人、

言葉使いが相当悪く、少し男っぽぃが、れっきとした女!!

は確か、生まれつき言葉使い悪いんだったなぁ・・・・。





「よ・・・・ょぅ・・・・///」
キバは少々赤くなりながらも、なんとか挨拶を済ます。

は、なかなかの美形。
寄って来る虫どももたくさん居る・・・が、
はぁぁいう性格のためか、恋愛等には全く興味が無かった。



「ぉ〜、赤丸見せてくれ?」
「ぁ?ぉぅ、いいぜw」

彼女は、ああ言う性格だが、動物系とか、カワイイ系の物は大好きだ。

だから赤丸を持ってるオレは、他の奴らより少し有利。







「相変わらず赤丸かわいいな!」
赤丸もに良く懐いていて、いつも遊んでもらっている。


(・・・お・・・お前のほうがかわいい・・・っつーの・・・///)
心の中で呟いたキバは、一人顔を赤くしながら、と赤丸のほうを見ていた。


それに気付いたは・・・

「何顔真っ赤にさせてこっち見てんだよ」

「・・・もう少しマシな言い方できねぇのかよ」

「無理だね。生まれつきなんだから仕方ねーだろ」




・・・・・・・・どっちが男だか段々分からなくなってきた・・・・(爆






「・・・なーなぁ・・・キバって好きな奴とか居るのか?」

え?

「な・・・何だよ・・・急に・・・///」

「なんとなく・・・・・」

「い・・・居るわけねーよ・・///・・っんなもん!」

「・・・ならどうしてそんなに顔が赤いんだよ」

「あ・・・赤くなんかねぇ!!/////」






「・・・フッ・・・キバは嘘が下手だな・・・」

はそう言うと、キバに「こんにゃろっw」って言い、キバの頭をクシャクシャに撫でた。

「何すんだよ!!」




それから二人は暫く追いかけっこ(?)をし、気付いたらもう空が薄暗かった。
















「もうこんな時間か・・・・」

キバがそう言うと、はキバに「またなっ♪」そう声をかけ、走って行った。





その夜、キバは散歩をしていたら、いつの間にかの家の前まで辿り着いていた。



「ぁんれ、キバぢゃねーか」

ハッと我に返ると目の前にはが。

?どうしたんだ、こんなとこで」

「それは此方の台詞」







よし。当たって砕けろだな。


「・・・・・・・・・・あのさ、俺・・・・・・・お前のこと・・・ずっと前から・・・・・・好k「ああぁあああぁぁあああ!!!!!!これから見たいテレビがあったんだ!んで何?!早く言え!!!」


「・・・・・・・・な・・・・なんでもねぇ・・・・」

「そっっか!ぢゃあな、また明日!!!!」

はすぐに家の中へと戻って行ってしまった。









実は、キバはに告ろうとしたのは、今回が初めてではない。

今まで何度もした。

いや・・しようとした。  が・・・・・・・、

毎回邪魔者が入るのだ・・・・・・・・。



この間は確か・・・・・・・・ナルトに邪魔されたんだったな・・・・。





も真面目に聞いてくれないし・・・。
一回上手く告れたんだが、そん時のは、

「あぁ、私も好きだよ♪だから一生“友”で居てな♪」

・・・・・こういわれた・・・・・・・・・・・・・。

勘違いにもほどがあると思うが・・・・・・・・。








いつかオレの告白をまともに受け入れてくれる日がくるのだろうか・・・・・・・・。



その道のりはまだまだ遠い・・・・・・・・・。









END.






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