ある日、ある夜のこと・・・。
ホタル
がアジトの部屋でスヤスヤと眠っていると、突然ドア越しから誰かの気配を感じた。
と言ってもまぁ・・・この気配からして大体誰かは分かってるんだけどね♪
「・・・。起きてるのは分かってる。」
「・・・・イタチ・・・、人が気持ちよく寝てたっていうのに・・・」
「・・・すまない。今夜はどうしても見せたい場所があって」
「見せたい・・・場所?」
「嗚呼、今からその場所につれてってやる」
イタチはそう言うと、私をお姫様抱っこし、外へと駆け抜けた。
「え、ちょ、自分で走れるよ」
「お前が走るより、俺が抱きかかえて走ったほうが早い」
がムー、としている間にもう着き、そっと地面へと下ろされた。
「え・・・・・・・ここは・・・」
目の前には月の光でキラキラと輝いている湖が。
「こんな場所あったっけ・・・・」
「・・・たまたま任務の帰りに見つけたんだ。が気に入ると思って・・・」
「うん・・・・すっごい綺麗・・・・・」
は湖に近づき、指先をそっ、と水につけてみた。
ひんやりとその指先から伝わる水の温度に心地よさを感じる。
すると突然、一つの小さい明かりが向こうのほうに見えた。
目をよく凝らして見ると、ホタルのようだ。
「へぇー・・・ここの湖にホタルなんていたんだね」
「あぁ、本当はこれを見せたくて連れてきたんだ。」
イタチがそう言った途端、辺り一面にホタルがバァッと舞った。
そのときはまるで夢を見ているようで、何時間もいたはずなのにあっと言う間に感じた。
「・・・・そろそろ冷え込んで来たな。戻るか」
「・・・・・・・・うん」
アジトへ戻り、は静かに口を開いた。
「まだ・・見ていたかったなぁ・・・」
「・・・・・・・また明日にでもつれてってやる。」
「・・・うん、ありがと・・」
ある日、ある夜のこと・・・。
それはとても優しく、素直になれる時間でした。
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わわ 。゚(゚´゚ェ゚`゚)゚。うるうる
書くの遅くなってしまい、本当に申し訳ありません!!!
しかも短文でほんとごめんなさい・・!!!
・・・・・・・・あー・・。【何
なんか上手く書けませんでした(((ノ`ェヾ)))ガタガタ
ごめんなさい!!!!!!!!!
スランプ到来 。゚(゚´゚ェ゚`゚)゚。うるうる
こんなイタチ夢で良ければどうぞ┏○ ペコ
華凛様、相互リンク有難うございました。
末永くよろしくです┏○ ペコ
2006/8.31