頭を起こすと、そこは見知らぬ部屋でした。
































二話 記憶喪失




























「・・・ぁ・・・・・れ・・・?」



























どうやらあのまま寝てしまったらしい。



























それにしても・・・ここは何処だろうか?



























部屋中に・・・粘土がたくさん転がっているけど・・・・。



























「あ・・・起きたかい?」



























ガチャ、と開いたドアと共にやってきたのは、金髪で、髪を上のほうで留めている少年。

・・年齢差も対して無いふうに見える。



服装は、黒いマントのようなものに、雲模様・・・。



実に不思議な格好だ・・・・。



























「・・・ッ・・・・!」



























此処が何処か問おうとした途端、酷く、激しい頭痛が私に襲ってきた。



























「あ・・・おい!大丈夫か?!」



























その少年の声を最後に、私の意識はプツリ、と切れた。






































































その時私は夢を見た。




















誰かは分からない大人の人二人が居て















ずっと向こうの方で私に微笑んでいる。














・・あの人は誰?















何だか・・懐かしい感じがする。















けど・・・あの女の人と男の人が誰なのか分からない。














どんどん向こうの方に消えていってしまう二人。















お願い・・・!行かないで!・・私を一人にしないで・・!































































「・・・・・・・・うっ・・」



























目が覚めると、そこはさっき私が見た景色だった。



























私が寝ているベッドの上に、さっきの少年が座ってて



























私が起きたのに気付いたみたいで、パッとこちらに顔を向けた。



























「大丈夫かい?さっき、入った途端に急にまた倒れたから・・・・うん・・」

「・・・・・・・・・・貴方は?」

「・・そういや自己紹介がまだだったな、うん。オイラはデイダラだ」





ニコリと笑った彼に、失礼ながらもかわいいと思ってしまった。





「お前の名は?」

「え・・・と・・・・・です」

か!宜しくな!」

「・・・はい・・。それより・・ここは・・・・・?」

「・・・あぁ、ここはな、オイラ達のアジトだ!うん!」

「アジ・・・ト?」

「おぅ!それよりお前・・なんであんな所で倒れてたんだ?何かあったのか?」

「・・・倒れてた・・・・・?」

「うん!ここのすぐ近くの木に倒れてたんだ」

「・・・私は、・・・・・・・・・・・・・」



























私は・・・・・・?

あれ・・・・?

何処で何をしてたんだっけ・・・・・・・・?

何でこんなところに・・・?

分かんない・・・何かも分かんないよ・・・!









思い出せないよ・・・・・・!




























「・・・・・・・?」

「・・・あ・・・・・・」

「・・どうかしたのかい?」

「・・・・・・せない・・」

「え?」

「思い・・・出せない・・・・」



























ポッカリと開いた私の心。

何だか急に寂しくなった。

何か忘れてる。

大事なことを忘れてる。


でも、私の心がそれを思い出すのを拒んでいて


思い出したら私の心は壊れてしまうかもしれない。

けれど、それを思い出さなくてはいけない気がして



























・・・私は・・・・・一体何を忘れてしまったの・・・?





























何だか勝手に涙が溢れ出してきた。

だけど止める事は出来なくて

急に寂しさと悲しさが襲ってきて。





何が寂しいのかも分からない。

何が悲しいのかも分からない。




だけど、今の自分は泣く事しか出来ない。

それしか出来ない事に、私は悔しくなって、余計涙が溢れてくる



























?・・・どうしたんだい?何処か痛いのか?」

「・・・・・違ッ・・うの・・・・ッ何だか・・・悲・・・しくてッ・・・・・でも・・・何が・・ッ悲しいのか・・・分からなくて・・ッ・・」

「・・・・・・すっきりするまで泣けばいいよ・・うん・・」



























デイダラは私の頭の上にポンポン、と手を乗っけた。



























その優しさが嬉しくて。

何があったのか聞かずに、私が泣き止むまで待ってくれた。



























その温かさが私の心に染みて、急に悲しさとかは消えていった。



そして泣き疲れたのか、私はまた眠りへとついた・・


























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いや・・なんか・・・上手く書けないです、ハイ。【泣
まぁ、簡単に言いますと、様は記憶喪失です。
両親を失った悲しさ?で、ですかね・・・?【聞くな

それから夢に出てきた女の人と男の人は、
様のご両親ですよ〜!

分かりづらくてすみません;


2006.4/2