風影と秘書









、その書類をバキに届けてくれ」

「はい!」

「それからあの書類とそこに置いてある書類は木の葉へ」

「はぃぃ!」

「テーブルの上に置いてある書類の束は処分してくれ」

「は・・・はいぃ!!」









只今の時刻、夜の8時近く。









「・・・よし、今日の仕事は終わりだ。、ご苦労だったな」

「・・・・・・は・・・・・・・・はぃ・・・・・・・・」





今日の仕事もやっと終わり。

最近こんなんばっかり・・・。

今日は早めに終わったものの・・・・・・・。



いつもだったら10時近くだ。









でもしょうがない。

私は風影様に仕えるもの。

それがお仕事。


それに・・・・・・・・・

私は密かに風影様・・・・我愛羅様に思いを抱いてる・・・。








少しでも風影様が楽になれるよう、上忍になり、やっとの思いで風影様の秘書になれた。・・・・と思ったら・・・・。



でも・・・・・・・少しでも風影と言う名の重さを知った。


風影様はこの倍の仕事があるんだろうな・・・・。









本当に尊敬しちゃう・・・・。

風影様はまだお若いのに・・・・。









翌朝・・・。




なんだか自然に、気持ち良く起きれた私。


・・・・・・嫌な予感がする・・・・・・。





目覚まし時計をチラっと見る。






・・・・・・8時・・・・。

なーんだ、8時かぁ。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






ちょぃ待て。

風影様のお仕事は・・・・7時からだったような・・・・。


・・・・・・今は朝の8時。

・・・・・・仕事開始時間は朝の7時。









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








「ぎゃぁぁぁ(´゚Д゚`)ぁぁぁぁあ!!!!!!!!寝坊したあぁあああああぁぁっぁああ!!!!」




急いで支度をする




「なんで目覚まし鳴らなかったのよぉ!!」





さすがは忍び。

1分で支度が終わり、30秒で風影様の居る所に着いた。








だてに上忍やってんじゃないわよ!
こういうのも鍛えてるんだから!!【ヲイ







バッタァアアアァァン!!!!!!!







風影の部屋のドアを勢いよく開けた。

いや・・・・壊した・・・・の方が正しいだろう。









やばっ・・・!ドア壊しちゃった・・・。
まっ、いいか♪ 【よくない








「すみません!遅れました!!」



あぁ・・風影様驚いた顔してるよ・・・。

そりゃあそうだ・・・・。

私が1時間も遅刻して来たかr「・・・・ドア・・・・」









「・・・・・・・は?」


てっきり怒られるだろうと思って居たは、俯いていた頭を上げ、


思わず「は?」と言ってしまった。












「だから・・・・ドア、直せ」


「あ・・・・はい」









・・・なんで風影様は怒らないんだろう・・・・。

私1時間も遅れてきたのに・・・。






そう考えている間にも、約30秒でドアを直してしまった






それに驚きまたまた我愛羅は驚いた顔をしている。







我愛羅に見られてる事に気付いたは不思議そうに我愛羅に問う。


「どうかなさいました?私の顔に何かついてます?」

「・・・いや///そういう意味では無く・・・」

「?」


は里一の美人と言われる者だ。

本人は自覚していないが、只今特有のどんな人でも虜にしてしまう顔をしているのだ【謎





「・・・・・なんでも無い。それより・・・なんでここに来たんだ?」

「え・・・・・?今日は・・・お仕事では無いのですか・・・?」

「今日は休みと言ったはずだが・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・そういえば・・」





は里一番の美人で、忍びの才能もかなりあるが、里一番のドジでもある。









私とした事が・・・・・

すっかりと忘れてた・・・・・・









一人落ち込んでいるを見て、我愛羅は静かに微笑んだ。








「・・・・どうせ今日はオレも仕事が無いし・・・、その・・・・何処かへ・・・行くか・・・・?////」


「・・・え?」





思いもよらない言葉が我愛羅の口から出て来て、は密かに「ここに来て良かった・・・」と思っていたのであった。










この日をきっかけに、二人は【風影と秘書】と言う関係では無く、【里一番のお似合いのカップル】となったのであった・・・・。









END.