審判の合図と共に
ダッ、
と、お互いに向って走り出した二人。
「ソォラァ!!」
お互いの竹刀がぶつかりあう音だけが聞こえる。
周りから見れば サソリが押しているように見えるが・・・。
パァン!!
「わざあり一本!勝者、!!」
「「「「・・・・・・・・え?!あのサソリが・・・負けた?!」」」」
目にもとまらぬ速さでサソリから一本を取った。
周りの人は物凄く驚いているようだ。
だけど、一番驚いているのは、サソリ自信だろう。
「・・・・・・・・・・・」
「どうやら私の方が上だったみたいね」
「・・・チッ、女に負けるとは・・・・」
「それじゃあ、私は失礼するわ」
おろおろしているデイダラを無理やり引っ張りながら去る、の背中をサソリは悔しそうに見つめる。
そして剣道対決は静かに幕を閉じた・・・。
翌日・・・。
私が学校へ到着するなり、サソリが何故か出迎えてくれた。
なんかお知らせがあるらしい・・・。
サソリの表情からして、あんまりいいことでは無さそうだ・・・。
(だってサソリ、ニヤニヤしてるんだもの・・・。)
「・・・どうしたの?」
「いや・・実はな・・・・・・・」
サソリの話によると・・・。
昨日、剣道部のみんなの目の前で、部員一強いサソリを、あっけなく倒してしまった私。
そして、私に剣道部に入って欲しいと言うのだ。
「で・・でもさ・・・私もう部活入ってるし・・・;;」
「もう既に手は打ってある」
「・・・・・・・え?」
どうやら、喫茶部の先輩達に
サソリが直接頼んだらしい。
サソリは王子様的存在で、サソリの頼みなら
誰も断れないだろう・・・。
恐るべし 王子様パワー。
と言うわけで、
サソリは私の有無を聞かずに、勝手に剣道部の入部が決まってしまいました・・・。
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久しぶりの最新です。。。(゚ェ゚`;;;)
(*´□`)ァ゙ー
スランプかしら(゚ェ゚`;;;)【黙
・・・・|彡☆、。・:*:・゚`★シャラン☆、。・:*:・゚`★【逃
2006/4.15