デイダラ達が辿り着いた場所・・・。
































それは・・・・・。



























剣道部でした・・・。






































くそッ・・・

こんな小娘一人と馬鹿一匹に・・・・






「てめぇら・・・・死んでも俺の邪魔するんじゃねぇぞ」








「「はぁーい♪」」
































サソリはそう言うと、更衣室へと向った。



























「あぁ〜なんか楽しみね♪」

「うんうん!旦那に邪魔するなって言われてたけど・・・・・どうする・・?(ニヤ)」

「・・・・・邪魔するなって言われて邪魔しない奴なんて・・・・・」




「「居るわけないじゃん!!」」




変なところで意気投合する二人でした。















あぁ・・・・・哀れ・・・・・サソリ・・・。





















































































更衣室から剣道着をしっかり着こなしたサソリが出てきた。



























元々サソリは美形の持ち主なので、こういう衣装は特に似合う。



























「あ・・・サソリだ」

「お・・・さすがサソリの旦那・・・似合うな・・・うん・・・」

「よし!ではサソリを邪魔しますか!」

「そうだな!うん!」



























よし、と気合を入れてる二人を見て、またまた嫌な予感が走り、

サソリはある作戦を思いついた。



























「先輩・・」

「お、サソリか。なんだ?」

「今日、俺のダチが剣道を体験したいってやってきたんだが・・・」

「おぉ!それなら大歓迎さ!俺が案内してやろう。そいつらは何処だ?」

「・・・あそこの隅で変な気合を入れてる奴らだ・・・・・」

「分かった。・・・それよりお前先輩に敬語ぐらい使えよなー」



























そう苦笑いをしながら先輩はデイダラ達のところへ向っていった。



























「おし!じゃあ行くz「そこの君たち」

「「・・・・・・・・・・?」」

「剣道部の体験に来たんだって?そうならそうと早く言ってくれよ!大歓迎さ!」

「「・・・・・・・・・は?」」

「さ、早く更衣室に行ってこれに着替えて。サイズは合ってると思うから。」

「「あ・・・あのぉ・・・?」」

「あ!剣道部に女子は居ないけど、一応女子の更衣室あるから!それじゃあ着替えたら俺のところに来い」



























「・・・・・・・・デイダラ・・・なんか私達誤解されてるね・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・うん・・・・・」








































































何だかんだ言いながら着替え終わった二人は、さっきの人のところへ戻って行った。



























「「あの・・・一応着替え終わったんですけど・・・・・」」

「二人共良く似合ってじゃねぇか!次はサソリの元へ行って基本の形を教えてもらえ!」

「「・・・はぁ・・・・」」



























「サソリッ〜〜〜〜〜!!!」

「旦那ッ〜〜〜〜〜〜!!!」



























「・・・・・・チッ」



























「「どうなってんだッ!!この馬鹿野郎!!」」



























「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



























「何が剣道部の体験だって?!っざけんな!!うん!!」

「何でこのか弱い私までやらなきゃならないのよ!!」








「「・・・え?か弱い・・・?・・・何処が・・・?」」







「・・・・・・・・・サソリ・・・デイダラ・・・もういっぺん言ってみな?」



















この時のの笑顔は物凄く恐ろしかった。
























「・・・・あ、旦那!剣道の基本教えてくれよ!」

「・・・そうだったな・・・」




「話反らすなぁ!!」




「今は剣道の体験中だぞ!!」

「・・・それにしても良く似合ってるじゃねぇか、




「・・・・・・・・・・・・・・・・・」




「それじゃあ・・めんどくせぇが・・・・基本は“構え”だ。お前等構えてみろ」














サソリにそう言われて竹刀を持ち、構える二人。













「・・・お・・・・・中々上手いじゃねぇか・・・」



























「ん〜・・実はね・・この学校に来るまで、剣道やってたんだ」



























「「・・・・・え?」」



























「一回・・・・勝負でもする・・・?サソリ・・・君・・・?」















挑発的な笑みで微笑んだは、いつものとは違い、

随分と剣道に長けてると言う感じがした。

















「はっ・・・!受けてたとうじゃねぇか!」



























「でも、サソリは私に勝てないと思うよ?」



























「・・・?」
























































「そんな凄くも無いけど、私、都大会で2位だったもん♪」



























「「・・・・・はぁ?!」」


































「うわぁ・・・にそんな特技があっただなんて・・・うん・・・」



























「でも、サソリも強いらしいから分からないけどね。5ヶ月も剣道してないからなぁ・・・・」



























「・・・・・・まぁ・・どちらにせよ・・・・・・やって・・みるか・・・・?」



















































「おぉい!!サソリと今日体験しに来た女の子が勝負するらしいぞぉ!!」



「え?!まぢで?!」



「何でも都大会で2位とか・・・・・」



「でもこの部ではサソリが一番ずば抜けて強いんだぞ?!いくらなんでも無理が・・・・」



「でも見てみなきゃわかんねぇぞ!」



「よし!みんな真ん中開けろぉ!」



























そう言い、体育館の真ん中を開ける剣道部の方達。



























「はんッ・・・いくらお前でも容赦しねぇぞ・・・」



























「望むところだわ・・・・」



























「二人共頑張れよ〜!うん!」
































































「では・・・・いつでも宜しいかな?」



























「「御意」」



























「・・・両者前へ・・・・」














審判の方に言われ、サソリとは、竹刀を構え、一歩前へと足を踏み出す。














「左手・・・赤砂のサソリ。右手・・・。」















「では・・始めてください」




























-------------------------------------
剣道の審査の仕方とかわからん・・・orz【駄目じゃん
にしても、なんか長くなっちゃった・・・・。

さん・・・都大会2位とは凄いですね・・・。

1位は誰だったんでしょうかね・・・【そっち?


2006.3/29