「旦那、確かは今日から部活だよな」

「あぁ。それより、顔大丈夫か?」


あの時のが原因で、デイダラの顔には痣が・・・・。


「うん、なんとか・・・。それより、のメイド服姿、拝めようぜ♪」





・・・懲りてねェな。コイツ。




サソリは最初断ったものの、やはり最後には気になり、様子を見に行く事になった。

























「いらっしゃいませ」


入ると同時にメイド服を着た人が挨拶をする。



やはり喫茶部には男子が殆どで、中にはナンパしてるものも居た。





居るかな・・・・うん」

「居るんじゃねぇの?聞いてみりゃいいだろ」




「ご注文の方はお決まりでしょうか」




メイド服を着た人が聞いて来たので、適当に注文をし、辺りを見回してみた。










すると・・・・・・・・・







「旦那!あれじゃねぇか?!」


デイダラが指した方向を見ると・・・・。

















そこには、メイド服で普段は髪を結んでいないのに、二つに軽く結んでおり、ニコニコしながらお客の相手をしているが居た。




あまりにも似合っているため、暫く二人は見入っていた。




「・・・・・いつもより可愛いな・・・・・・・・・・うん」

「・・・・・・・・・・・」



サソリが何も喋らない、つまり肯定、と言う意味だ。





〜!」


デイダラは立ち上がり、を呼んだ。



は気付き、嫌な顔をしながらデイダラとサソリの元へ行く。




「何しに来たのよ」


「まぁまぁ、そんなに怒るなって!すっごく似合ってて可愛いぞ、うん♪」


「うるさいなぁ!もっと別の部にして欲しかった!
マジ信じられないわ!何がメイド服着ていらっしゃいませだよ!ぶりっこみたいで気持ち悪いっつーの!!」




完全に切れモード。




「フン・・・でも結構似合ってるからいいんじゃねぇの?」


「・・・サソリまでっ・・・・」


「そうそう♪じゃ、オイラ達注文するからな♪ちゃぁんと仕事バージョンで頼むよ♪」




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・他の人呼んで来る」




「駄目!じゃなきゃ駄目、うん」




「・・・・・・・・・・・・・我侭」





「さっ!早く♪」






「・・・・・・・・・・ご注文はなんですか、」





完全に冷たい目で睨みながら言う




「もっとスマイルスマイル!!」




「・・・・・・・・五秒以内に言わないと殴「そんな恐ろしい事真顔で言うなよ・・うん・・・」











こんなような事が暫く続き、結局デイダラが折れた。

と一緒に帰ろうかと思い、二人がココアを飲みながら待機していた時だった。





隣の席の男が、

「ここの部活に入っているって女、中々いいよな♪・・・俺達のもんにしねぇ?クク・・・」

「だな。俺も賛成」










「旦那・・・・・今の聞いたか・・・?」


「あぁ・・・・・要注意人物だな。正し手は出すなよ」

























「ふぅ〜お疲れ様でした!!」

この部活は嫌だが、やはり先輩にはちゃんと挨拶しとかなきゃ・・・。


「お疲れ。ご苦労様ね」


「はい!では失礼しますね」





「・・・あ、気をつけてね」


「え?」


「唐突で悪かったわね・・。ちゃんみたいな子、狙われやすいから・・・」


「え・・・?それって・・・?」


「たかが部活でも、油断は禁物よ!って事♪」



「・・・・・・・?」


「昔ちょっとした事件があって・・・・」


「事件・・・・・・・・?」


「あまり私も知らないんだけどね、昔女の子が襲われたのよ」


「その子ここの部活の子でね・・・。他の子より数倍可愛くて・・・性格も良くてね・・・」


「そうなんですか・・・・・・・」


「今はもうこの学校に居ないけどねwじゃあそろそろ私帰るねwまた明日♪」


「はい!また明日!さようなら」























「・・・・・あの事件・・本当にあったのかな・・・・」



そんな事を考えながら歩いていると、下駄箱の所で急に声を掛けられた。


先輩とあんな話をしたばっかなので、少しびくっと反応してしまったが、良く聞けばデイダラとサソリの声だった。







「一緒に帰ろうぜ♪」


「うん!」


「・・・・お前、何かあった?」









「ん〜・・・・・あったと言えばあったけど・・・・・・無かったと言えばない!」


「言え」


「は?」


「とりあえず言え」


「なんで?」


「念のため」


「別に大した事じゃないから大丈夫だよ♪」


「・・・・・それより、これから気をつけろよ」


「・・何に?」


「・・・あ、俺今日は寄っていくとこあるから。じゃぁな」














サソリはそう言い、逃げるようにこの場を去った。


デイダラと二人きり。


さっきはサソリと変な会話をしていたから気が付かなかったけど・・・・デイダラ、なんか考え事してるみたい・・・・。



















「デイダラ」

「・・・・・・・・」

「デイダラ??」

「あ・・・、なんだい?」

「何かあったの?ボーとしてるみたいだけど・・・・・」

「・・・・・・

「ん?」

「いや・・・何でもない・・うん!」

「・・・・・・・・・・・・・・・そか」



















ここでデイダラは不思議に思った。



普段のだったら、もっと深く追求するはずなのに・・・と。


















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・・・・・・・・・・。
イマイチですねぇ・・・・・・・【は


それでは!!【逃






2006.2/27 修正